未分類」カテゴリーアーカイブ

2019/11/2に研修会を実施します

来る11月2日に、福島市市民活動サポートセンター(会議室B)にてチューター向け研修会を開催します。POMk 活動のチューターになりたい方、チューターとしてのスキルを向上したい方が対象です。詳細は決まり次第また報告します。なお、この研修会は福島市市民活動活性化支援事業として実施されます。

福島市市民活動サポートセンター: 〒960-8041 福島市大町4-15 チェンバおおまち3階

「世界の人びとのためのJICA基金活用事業(通常枠)」に採択されました!

POMk Projectが提案した、「インドネシア:西ヌサトゥンガラ州中央ロンボク郡・Jonggat地区教員に対する健康教育支援事業」が、国際協力機構(JICA)の「世界の人びとのためのJICA基金活用事業」に採択されました。これまで私たちが培ってきたインドネシアとのつながりを活かし、海外でもPOMk 活動をさらに推進していこうと考えております。

インドネシアはジャカルタなど大都市での発展は目を見張るものがありますが、そうした発展から取り残され気味な地域も数多いです。特に私たちがターゲットとしている西ヌサトゥンガラ州ロンボク島は、乳幼児死亡率が高く、さらに近年大地震で甚大な被害を受けた地域です。私たちは福島を拠点とするNPOとして、震災の経験も踏まえた支援活動を展開していきたいと考えております。

今回の事業はJICAからの委託事業として実施されます。法人としての設立間もないにもかかわらず、(2年以上の活動実績が求められる)通常枠での採用がされたことは、これまでの地道な活動が認められた結果でしょう。

https://www.jica.go.jp/partner/private/kifu/09.html#recruitment_2019

西ヌサトゥンガラ州は、国内で最も高い乳幼児死亡率を記録する他、2018年にM7以上の地震が3回発生し、避難生活を続ける被災者も多く、貧困・健康にかかる支援のニーズが最も高い地域といえる。住民が病気予防や治療の判断をするにも、最低限の健康に関する知識が必要となるため、まずは現地初等中等教育の教員の協力を得て、現状把握とニーズ調査を実施する他、現地教員自らが健康教育を効果的に行えるよう、体験型学習会のノウハウ(福笑い、カードゲームや身近なもので作れる模型作成等)を技術移転し、子供たちをはじめとする地域住民が、健康に関する知識を活用できるようににする。

インドネシア渡航成果(2019年8月)

8/12から8/20までの日程で、インドネシア・ロンボク島に渡航し、現地でのPOMk 活動を行いました。今回は体の臓器を「ジグソーパズル」に見立てて、ゲーム感覚で楽しんでもらえたと思います。参加した小中学生は約150人、年齢層は8歳から15歳といったところです。現地の大学生向けに事前にチューター向け研修会を開催したので、私たちとの橋渡し役となってくれて大変助かりました!

また、現地の小中学校で教える先生方約40名にもPOMk活動の説明を行いました。POMk活動で使うテキストのインドネシア語化や、ローカル方言化を彼女たちにお願いすることになります。インドネシアの地方部では特に高齢者を中心に、インドネシア語の読み書きができない方が大勢います。こうした方にも子供たち、孫たちから知識が伝えられるようにしたいと考えております。

福島市市民活動活性化支援事業の補助対象活動として認定を受けました!

POMk Projectが提案した「学校横断的な健康教育の取り組み」が、平成31年度(令和元年度)福島市市民活動活性化支援事業(市民活動スタート部門)の補助金対象活動として採用されました。本年度はこの資金を活用して研修会等を開催し、体制づくりをさらに推し進めたいと思っています。

http://www.city.fukushima.fukushima.jp/kurashi/community/katsudoshien/kassekashien/index.html

インドネシア訪問

POMk Projectの挾間・三宅、福島県立医科大学の学生2名で、インドネシア訪問しました。

模型作成中のマタラム大学の学生たち
講習がおわり、修了証が手渡されました

3月15日にロンボク島のマタラム大学を訪問し、学生に対して、日本で行っている授業を説明し、実際に肺の模型を組み立ててもらいました。

3月16日は学校訪問でした。幼稚園・小学校・中学校・高校がひとつの場所にある私立の学校で主に小学生・中学生を対象として肺模型を組み立ててもらう授業を行いました。まず、挾間がプロジェクトの概要を説明し、その後、福島県立医科大学の学生が日本で実施しているのと同じ内容の授業を英語で行いました。日本に留学していたマタラム大学のEKA先生や前日に講習をうけたマタラム大学の学生がチューターとして参加し、インドネシア語に訳してくれました。午前に生徒を対象とした授業を行い、午後はその学校の先生を対象として、質疑応答や詳しい説明を行いました。終日、和気あいあいと賑やかに授業が進み、楽しんで学習している様子がみてとれました。

概要説明する挾間と日本に留学していたEKA先生
肺模型作成中の生徒たち
学校の生徒たちのとの集合写真
先生たちとの集合写真

マタラム大学の先生方と相談し、インドネシアでも大学生の協力を得ながら小学校・中学校に出向いて体や健康を理解するための授業を行う仕組みを作ることになりました。今回の訪問は、インドネシアでもPOMk Projectを立ち上げる第一歩になったと思います。