インドネシア渡航成果(2019年8月)

8/12から8/20までの日程で、インドネシア・ロンボク島に渡航し、現地でのPOMk 活動を行いました。今回は体の臓器を「ジグソーパズル」に見立てて、ゲーム感覚で楽しんでもらえたと思います。参加した小中学生は約150人、年齢層は8歳から15歳といったところです。現地の大学生向けに事前にチューター向け研修会を開催したので、私たちとの橋渡し役となってくれて大変助かりました!

また、現地の小中学校で教える先生方約40名にもPOMk活動の説明を行いました。POMk活動で使うテキストのインドネシア語化や、ローカル方言化を彼女たちにお願いすることになります。インドネシアの地方部では特に高齢者を中心に、インドネシア語の読み書きができない方が大勢います。こうした方にも子供たち、孫たちから知識が伝えられるようにしたいと考えております。

福島市市民活動活性化支援事業の補助対象活動として認定を受けました!

POMk Projectが提案した「学校横断的な健康教育の取り組み」が、平成31年度(令和元年度)福島市市民活動活性化支援事業(市民活動スタート部門)の補助金対象活動として採用されました。本年度はこの資金を活用して研修会等を開催し、体制づくりをさらに推し進めたいと思っています。

http://www.city.fukushima.fukushima.jp/kurashi/community/katsudoshien/kassekashien/index.html

インドネシア訪問

POMk Projectの挾間・三宅、福島県立医科大学の学生2名で、インドネシア訪問しました。

模型作成中のマタラム大学の学生たち
講習がおわり、修了証が手渡されました

3月15日にロンボク島のマタラム大学を訪問し、学生に対して、日本で行っている授業を説明し、実際に肺の模型を組み立ててもらいました。

3月16日は学校訪問でした。幼稚園・小学校・中学校・高校がひとつの場所にある私立の学校で主に小学生・中学生を対象として肺模型を組み立ててもらう授業を行いました。まず、挾間がプロジェクトの概要を説明し、その後、福島県立医科大学の学生が日本で実施しているのと同じ内容の授業を英語で行いました。日本に留学していたマタラム大学のEKA先生や前日に講習をうけたマタラム大学の学生がチューターとして参加し、インドネシア語に訳してくれました。午前に生徒を対象とした授業を行い、午後はその学校の先生を対象として、質疑応答や詳しい説明を行いました。終日、和気あいあいと賑やかに授業が進み、楽しんで学習している様子がみてとれました。

概要説明する挾間と日本に留学していたEKA先生
肺模型作成中の生徒たち
学校の生徒たちのとの集合写真
先生たちとの集合写真

マタラム大学の先生方と相談し、インドネシアでも大学生の協力を得ながら小学校・中学校に出向いて体や健康を理解するための授業を行う仕組みを作ることになりました。今回の訪問は、インドネシアでもPOMk Projectを立ち上げる第一歩になったと思います。

インドネシア訪問予定について

2019年8月にインドネシア・ロンボク島にて小学生・中学生に対する健康授業をマタラム大学のスタッフと協力して行い、学校教員の授業スキルの向上につなげる予定です。そのための打ち合わせを3月上旬にマタラム大学にて行うことが決定しました。福島県立医科大学の教員2名・学生数名が打ち合わせに参加する予定です。

「大学SDGs ACTION!AWARDS」受賞者リポート掲載

福島県立医科大学公認学生サークル『POMk Project FMU』
の「大学SDGs ACTION!AWARDS」(朝日新聞主催) 審査員特別賞受賞(2018年3月)に際して、 POMk Project FMUの楯和馬君の記事がasahi.comに掲載されました。

大学SDGs ACTION! AWARDS 受賞者リポート③
福島県立医科大、小中学生への体験型「臓器」授業

https://www.asahi.com/dialog/articles/12085623